IIJは、Thunderbirdのアカウント自動設定機能に対応しています。
Thunderbirdは、Mozillaプロジェクトが開発している、オープンソースで無償のメールソフトで、組み込み式の学習型迷惑メールフィルタやフィッシング詐欺の可能性があるメールに対する警告表示等、セキュリティ機能に優れています。
■概要
Thunderbirdアカウント自動設定機能とは、メールアドレスやパスワード等最低限の情報を入力するだけでアカウントが自動的に設定される、Thunderbird3より搭載された機能のことです。
迷惑メール対策に適した設定も自動的に組み込まれますので、安全かつ簡単にメールサービスをご利用いただけます。
簡単に設定が完了します
いままでは、手動で多くの項目に設定を入力する必要がありました。Thunderbirdアカウント自動設定機能は入力項目が少なく、簡単に設定が完了します。具体的な設定項目は設定方法をご確認ください。
なお、パーソナルドメインについては対応しておりませんのでご了承ください。
イメージ図 |
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安全にメールが使えます
IIJでは、Thunderbirdアカウント自動設定機能で設定される項目を以下のように設定しています。メールの送受信が暗号化され、安全にご利用いただけます。
名前 |
お客様が入力したお名前 |
電子メールアドレス |
お客様のメールアドレス セーフティメール(例:iij-taro@iijmio-mail.jp) |
メールサーバ |
セーフティメール:mbox.iijmio-mail.jp |
アカウント名 |
お客様のメールアドレスの「@」を「.」に置き換えたもの セーフティメール(例:iij-taro.iijmio-mail.jp) |
送受信時のポート番号、及び暗号化方法 |
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ポート番号 |
通信の暗号化方法 |
送信(SMTP) |
587 |
STARTTLS |
受信(POP) |
110 |
STARTTLS |
※この設定でメールの送受信を行った場合、ウイルス対策ソフトによりメールの送受信がブロックされる場合があります。ウイルス対策ソフトを無効としてメールの送受信を行うか、Mozilla ThunderbirdにてSTARTTLSでメールを送受信しない設定とすることで送受信が可能となるようです。ウイルス対策ソフトでの設定変更の詳細につきましてはウイルス対策ソフトのメーカへお問い合わせください。
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※ご自身で上記以外の設定に変更することもできます。変更方法の詳細は、マニュアルページ の「設定内容を変更する」をご覧ください。
■設定方法
※Thunderbirdアカウント自動設定機能は、インターネットに接続した状態で設定してください。
※ここではIIJmioセーフティメールの設定を例に説明します。
- Thunderbird3を起動します。
- 「Thunderbird」が表示されたら「ツール」の「アカウント設定」をクリックします。
- 「アカウント操作」の「メールアカウントを追加」をクリックします。
- 「メールアカウント設定」では以下のように入力し、「続行」をクリックします。
- あなたの名前:お客様のお名前を入力(例:iij-taro)
- メールアドレス:お客様のメールアドレスを入力(例:iij-taro@iijmio-mail.jp)
※「@」以下はお客様がご契約されたドメイン名を入力します。
- パスワード:お客様のメールパスワードを入力
- 「Thunderbirdはあなたのメールアカウントの設定を見つけました。」が表示されたら「アカウントの作成」をクリックします。以上で基本的な設定は終了です。

- セーフティメール概要
- メールアカウント自動設定機能
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