IPv6対応に伴うウェブサイト閲覧について |
■IPv6対応に伴うウェブサイト閲覧についてIPv6対応サービスが普及しはじめた時期、アクセス先のホスト名にAレコードとAAAAレコードの両方が設定されている場合に、以下のような状況になり、ウェブサイトの表示が遅い、正常に表示されないなどの問題が発生する場合がありました。 NTTのフレッツサービスでインターネット接続を行われている場合、ご利用の通信機器やパソコン端末へ、フレッツ網(地域IP網)内でのみ有効なIPv6アドレスが割り当てられている場合がございます。 このようなIPv6アドレスが割り当てられた際、一般に通信機器やパソコン端末はIPv6での通信を優先するため、アクセス先のウェブサイトなどがIPv6に対応している場合には、IPv6で通信を行おうとします。 しかしながら、フレッツ網内でのみ有効なIPv6アドレスでは、インターネット上のウェブサイトなどとIPv6で通信することが出来ないため、IPv6での通信を試みた後、IPv4の通信に切り替わります。 このように通信が行われることから、フレッツ網内でのみ有効なIPv6アドレスが割り当てられた環境から、インターネット上のIPv6に対応した各種ウェブサイトなどを利用しようとした場合、ページの表示が遅くなったり、正常にページが表示されないなどの問題が発生することがありました。
■ウェブサイト閲覧遅延問題などの改善について本現象を軽減するために、IIJmioの各サービスにおいては、以下のAAAA(クアッドエー)フィルタを提供しておりました。 しかしながら、2017年現在、NTT東日本・NTT西日本において本現象への対策が実施されていること、通信機器や各種ソフトウェアにおいても様々な対策が実施されたことで、一般にAAAA(クアッドエー)フィルタがない環境でも、本現象による影響はほぼなくなりました。 そのため、弊社では2017年5月16日をもって、AAAA(クアッドエー)フィルタの提供を終了いたしました。 【AAAAフィルタとは】アクセス先のホスト名にAレコードとAAAAレコードが両方設定されている場合、IPv4の通信によるDNSへの問い合わせには、Aレコードのみを返答し、AAAAレコードを返さないDNSの機能です。
■接続の確認方法https://www.iijmio.jpに接続することにより、IPv4またはIPv6のどちらで接続しているか、確認することができます。 □IPv4による接続の場合IPv4で接続した場合は「connected via IPv4」と表示されます。
□IPv6による接続の場合IPv6で接続した場合は「connected via IPv6」と表示されます。
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