お知らせ

2014 年 2 月 24 日
お客様各位
株式会社インターネットイニシアティブ

迷惑メール送信への対策について(送信元メールアドレス詐称対策)

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

昨今、ウイルス等に感染することでメールサービスのアカウント名やパスワードが漏洩し、第三者によって送信元を詐称したメールを不正に送信される事象が数多く発生しております。

弊社ではこの度、送信元を詐称して送信されるメールへの対策として、メール送信時の認証に利用したアカウント名に対して、エンベロープFromのメールアドレスが詐称されていた場合には、SPF認証情報に記述されていないメールサーバを経由し、メールを送信する仕様へ変更することといたしましたので、お知らせいたします。

なお、ご不明な点などございましたら、お問い合わせ窓口までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。


敬具


【仕様変更内容】

メール送信時の認証に利用したアカウント名と、エンベロープFromのメールアドレスのメールアカウント、及びドメイン名が一致していない場合には、SPF認証情報に記述されていないメールサーバを経由してメールを送信します。

* エンベロープFromとは、メールソフトに設定する送信元(ヘッダFrom)とは別に、メールソフトがメールサーバと通信する際に利用される送信元(エンベロープFrom)の情報です。

本仕様変更については、以下のURLに詳細を掲載しておりますので、こちらもご確認ください。

<迷惑メール送信への対策について(送信元メールアドレス詐称対策)>
https://www.iijmio.jp/guide/senderauth/neighbor/

【仕様変更日】

2014 年 3 月 25 日(火)

【仕様変更の影響】

メールソフトにて、「仕様変更の影響を受ける設定例」に掲載する内容で設定されている場合、SPF認証情報に記述されていないメールサーバを経由してメールが送信されます。

SPF認証情報に記述されていないメールサーバを経由して送信されたメールは、受信者側でSPFによる認証が行われた場合、「認証失敗」となる場合があり、一般に迷惑メールと判定される可能性が高まります。

【仕様変更の影響を受ける設定例】

  • 設定例1(仕様変更により認証失敗となる例)
    アカウント名 :iij-taro.iijmio-mail.jp
    エンベロープFrom :iij-jiro@iijmio-mail.jp

  • 設定例2(仕様変更により認証失敗となる例)
    アカウント名 :iij-taro.iijmio-mail.jp
    エンベロープFrom :iij-taro@e23.jp

  • 設定例3(従来から認証失敗となる例)
    アカウント名 :iiij-taro.iijmio-mail.jp
    エンベロープFrom example@example.jp

【関連ページ】

<認証情報の漏えいにご注意ください>
https://www.iijmio.jp/info/iij/20131219-1.html

【備考】

  • IIJmioセーフティメールサービスのメールアドレスを1つのみご利用の場合、本仕様変更の影響はございません。
  • お客様側でご対応いただくことはございません。
  • 「仕様変更の影響を受ける設定例」で掲載した内容でご利用の場合も、弊社メールサーバで送信を拒否することはございません。

以上