
OPPOは、中国発のグローバルなスマホメーカです。独自の充電技術やカメラ技術をスマホに搭載していて、最新モデルではAI機能にも力を入れています。今回はOPPOの人気機種をレビューと併せて紹介します。
1 OPPOは2004年に生まれたグローバルメーカ
OPPOは中国生まれのグローバルメーカで、日本でもカメラに強いハイエンドモデルからお手頃なエントリーモデルまで幅広く販売しています。
OPPOは日本のスマホ市場へ2018年に参入
OPPOは2004年に中国で設立されました。最初に販売したのは、MP3プレイヤーです。その後2008年にフィーチャーフォン市場へ参入し、そこから3年後にスマホを販売しています。
OPPOが日本のスマホ市場へ参入したのは2018年です。最初はSIMフリースマホとして販売を開始しました。日本での社名は何度か変わっていますが、2020年11月に現在の「オウガ・ジャパン株式会社」になりました。ワイヤレスイヤホンやスマートバンドも販売しています。
日本やアジアだけでなく、世界で戦うメーカ
OPPOは世界中でスマホを発売していますが、日本では未発売のモデルもあります。例えば折りたたみタイプのスマホは、まだ日本では販売していません。
また、欧州サッカー連盟(UEFA)とパートナーシップを結び、ブランドスポンサーとしてサポートを行っています。それ以外にも、世界各地で撮影会やファンミーティングを開催し、ユーザーとのコミュニティを大切にしています。
自社で開発から生産、修理まで行うことで高い技術を提供
OPPOは、開発から生産、品質管理、修理まで基本的に自社で実施しています。最近のメーカは生産を外部の工場に委託することも多いですが、製品への真摯な生産はOPPOの技術力を支える大きな強みです。
2 技術にこだわりあり!OPPOのスマホの特長
OPPOは、充電技術やカメラ技術にこだわりのあるメーカです。他社とは異なるOPPOならではの機能をスマホに搭載してきました。OSもAndroidベースの独自OS「ColorOS」を採用しています。
独自の急速充電技術「SUPERVOOC(スーパーヴォーク)」
各社さまざまな急速充電機能を開発していますが、OPPOは独自の急速充電技術「SUPERVOOC(スーパーヴォーク)」を、スマホに搭載しています。この技術は2014年に登場してから10年間進化し続けており、現在では50Wのワイヤレス充電にも対応しています。もちろんケーブルをつかった充電も早く、中国ではすでに120W急速充電に対応した機種も登場しており、日本国内ではOPPO製の専用充電器を使えば最新機種の場合、80Wで充電できます。

AIやデザインを強化した独自OS「ColorOS」
Androidベースの独自OS「ColorOS」は、カスタマイズされたユーザーインターフェースや美しいデザインが特長です。
それだけでなくテキストや写真を一時的に保存し、他のアプリで簡単に利用できるようにする「File Dock」機能や、画像編集機能や文書作成機能などでAIを活用できるように強化しています。
特に最近力を入れているのがAI機能です。ハイエンドクラスでは写真編集の多彩なオプションが搭載され、将来的には文章作成を手助けする機能も日本語で使えるようになる予定です。そして、ミドルクラスやエントリークラスでも、全ての機能ではありませんが、写真編集ではAI機能を利用できます。このように、グレードに関わらず全てのスマホでAI機能を使えることを目指しており、そのためにOPPOはAIの開発拠点としてAIセンターを設立しました。

スマホの新しいカメラ機能を提供
OPPOは他社とは異なる新しいカメラ技術を、スマホに取り入れています。
たとえば、日本参入以前、回転式のカメラを搭載した機種を発売したことがあります。カメラをスマホ上部で回転でき、メインカメラをインカメラとしても利用できるというシステムでした。日本では販売されなかったにもかかわらず、国内でも当時話題になりました。現在力を入れているのは、カメラとAI技術の融合による、新しい体験の提供です。
たとえば、写真の切り抜きが簡単にできる「AI クリッピング」機能は、撮影した写真をタップすることで簡単に対象を切り抜きでき、ステッカーとして保存できます。保存したステッカーを貼り付けることで、画像加工が手軽に楽しめます。
また、AI消しゴム機能をつかえば、人物や囲ったものを消したり、違和感無く背景で塗りつぶしたりすることも可能です。それ以外にもAI鮮明度強化をつかって解像度が低い画像やトリミングした画像を綺麗にしたり、AI反射除去やAIぼかし除去でちょっと失敗してしまった写真を綺麗な写真にしたりできます。
下の写真はAI クリッピング機能でサイコロをステッカーにして、別の場所に貼ってみたサンプルです。特に難しい操作をすることなく、簡単にこの作業が行えます。

また、AI消しゴム機能をつかえば、黄色いサイコロがあっという間に消えてしまいます。

3 OPPOのスマホは3シリーズ、手頃な価格から高機能カメラモデルまで選べる
OPPOが日本で販売しているスマホは2025年時点で3シリーズあります。
・Aシリーズ
・Renoシリーズ
・Find Xシリーズ
Aシリーズは、価格をおさえながら基本機能を備えたエントリーモデルです。Renoシリーズになると、ミドルクラスになるのでカメラやプロセッサ、ディスプレイのスペックを高くして機能を充実しながらも、価格はお手頃な設定でコストパフォーマンスに優れています。ハイエンドモデルのFind Xシリーズは、高機能なカメラで撮影を楽しめ、高いスペックのプロセッサを搭載して、ゲームやAIの作業も快適です。
また日本では販売していませんが、ほかにもOPPOには魅力的なモデルがあります。まずは折りたたみができるFind Nシリーズです。Find Nシリーズは、縦折りタイプ、横折りタイプ、どちらもラインナップしているところが特長です。カメラ機能やAI機能とOPPOのこだわりの技術も十分に体験できます。ゲームユーザー向けのスマホとして、Kシリーズもあります。バッテリー容量やプロセッサパワー、ディスプレイ、スピーカーと、ゲームプレイに求められる機能を強化しています。
リーズナブルなのに基本機能はしっかりと押さえたAシリーズ
Aシリーズは、OPPOのシリーズでは価格を抑えて入手しやすいシリーズです。画面解像度やメモリは価格相応にスペックが控えめですが、普段使いでは十分な性能を備えています。さらに2024年に発売されたA79 5GとA3 5Gの2モデルでは、以前は非対応だったおサイフケータイ®(※)機能に対応し、より使いやすくなりました。上位モデルには無いイヤホンジャックを搭載しているのも特長です。
OPPO A79 5Gは、現在のラインナップでは一番価格が安いスマホです。しかし、画面解像度は幅1,080pxで高さ2,400pxのフルHD+と高く、急速充電対応の5,000 mAhバッテリーを搭載し、メインカメラも約5,000万画素とバランスの取れたモデルです。
OPPO A3 5Gは、2024年12月に登場したエントリークラスの新モデルです。IIJmioでは、急速充電器のセットモデルを販売しています。今回は実機でのレビューも行ったので、このあとで詳しく紹介します。
OPPO A79 5G

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.7インチ LCD |
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解像度 | 幅1,080px高さ2,400px |
サイズ | 幅約76mm×高さ約166mm×厚さ約8mm |
重さ | 約193g |
メモリ | RAM:4GB ROM:128GB |
バッテリー | 5,000 mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 広角カメラ:約5,000万画素 |
深度カメラ:約200万画素 | |
インカメラ | 約800万画素 |
OPPO A3 5G

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.7インチLCD |
---|---|
解像度 | 幅720px高さ1,604px |
サイズ | 幅約76mm×高さ約166mm×厚さ約7.7mm |
重さ | 約187g |
メモリ | RAM:4GB ROM:128GB |
バッテリー | 5,100 mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 広角カメラ:約5,000万画素 |
深度カメラ:約200万画素 | |
インカメラ | 約800万画素 |
ワンランク上の基本機能で快適につかえるRenoシリーズ
Renoシリーズは、コストパフォーマンスに優れながら、画面解像度やメモリも充実したミドルクラスです。カメラや充電機能、プロセッサと基本機能が全体的にAシリーズよりも強化されています。ワンランク上のスペックを持つことで使い勝手に余裕ができ、おサイフケータイ®(※)や防水防塵性能など日本市場向けのニーズにも対応しています。
OPPO Reno11 Aは2024年夏に登場したRenoシリーズの最新モデルです。シリーズの長所を強化しながら、IIJmioでは急速充電器をセットにしたコストパフォーマンスに優れた製品です。今回は実機を使ってレビューを行ったので、そちらで詳しく紹介します。
OPPO Reno11 A

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.7インチ 2.5DフレキシブルOLED |
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解像度 | 幅1,080px高さ2,412px |
サイズ | 幅約75mm×高さ約162mm×厚さ約7.6mm |
重さ | 約177g |
メモリ | RAM:8GB ROM:128GB |
バッテリー | 5,000 mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 広角カメラ:約6,400万画素 |
超広角カメラ:約800万画素 | |
マクロカメラ:約200万画素 | |
インカメラ | 約3,200万画素 |
カメラとディスプレイにこだわったフラッグシップFind Xシリーズ
Find Xシリーズは、OPPOのフラグシップシリーズです。日本では発売されなかったモデルも多いですが、2024年冬に3年ぶりとなるシリーズ最新モデル、OPPO Find X8が登場しました。カメラ性能やプロセッサ能力が高く最上位モデルにふさわしい性能をもっているのが特長です。OPPOが持つ最先端技術を堪能できるシリーズですが、中でもOPPO Find X8はカメラ機能の高い色彩表現やAI編集と多彩な表現を楽しめます。実機を使ってこの後詳しくレビューで紹介します。
OPPO Find X8

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.6インチ AMOLED |
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解像度 | 幅1,256px高さ2,760px |
サイズ | 幅約74mm×高さ約157mm×厚さ約7.9mm |
重さ | 約193g |
メモリ | RAM:16GB ROM:512GB |
バッテリー | 5,630 mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 広角カメラ:約5,000万画素 |
超広角カメラ:約5,000万画素 | |
望遠カメラ:約5,000万画素 | |
インカメラ | 約3,200万画素 |
4 パワフルエントリーモデルOPPO A3 5Gをレビュー
OPPO A3 5Gは、エントリーモデルながらおサイフケータイ®(※)機能や大容量バッテリーを備えた使い勝手の良いモデルです。また頑丈さにも力を入れていて、約1.3m高さからの落下衝撃にも耐えられます。
ブラックモデルは側面の光沢魅力
今回レビューするのはブラックモデルですが、側面の光沢が綺麗です。背面は光沢ではないので、指紋もあまり気になりません。質感は、OPPO Reno 11Aと似ています。ただしサイズと重さはOPPO A3 5Gがどちらも、少し上回ります。本体上部には穴が見当たらず、つるつるです。

下部にはUSB-Cコネクタとイヤホンジャックがあります。

本体側面は画面側からみて右側に電源スイッチとボリューム、左側にSIMスロットという一般的な構造です。

SIMスロットはデュアルスロットで、片方はmicroSDXCカードとSIMカードのどちらかを選んで利用できます。電源スイッチは指紋センサー搭載となっており、今回レビューするOPPOのモデルでは唯一の電源スイッチタイプの指紋センサーです。
広角カメラと深度カメラを搭載
カメラユニットは三ツ目ですが、実際の撮影用カメラは一番上にある5,000万画素の広角メインカメラです。中央に深度カメラを備えたことで、2つのカメラが連携して被写体までの距離を測りポートレートモードで奥行きのあるボケ感のある撮影ができます。

タフなボディにタフなバッテリー
5,100mAhのバッテリーと45Wの急速充電の組み合わせは、約30分で約50%まで充電できます。
また耐衝撃性能は、OPPO Find X8とおなじ米国国防総省の調達基準「MIL規格」とスイスの試験・検査・認証会社であるSGSの耐衝撃テストをクリアしています。主要部品をクッション材で保護することで、約1.3m高さからの落下衝撃にも耐えられる構造になっています。
おサイフケータイ®(※)機能はこちらもマイナンバーカード機能に対応し、普段使いには不自由しません。プロセッサはエントリーモデルということでミドルクラスよりはワンランク下がりますが、動画を見たり、ネットを見たりするには十分な性能があります。
5 OPPO Reno 11Aはコスパの高い良モデル
OPPO Reno 11Aは、OPPOのミドルクラスを担うモデルです。今回レビューする2024年モデルのなかでは一番早い夏モデルとして販売を開始しました。
背面の特殊加工で汚れにくさとオシャレをアピール
6.7インチの有機ELディスプレイを採用し、解像度も幅1,080px、高さ2,412pxと少し高めです。しかし重さはと177gと、OPPOの2024年モデルの中では一番軽い機種です。
OPPO Find X8 | 約193g |
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OPPO Reno11 A | 約177g |
OPPO A3 5G | 約187g |
OPPO A79 5G | 約193g |
本体下部には、USB-Cコネクタを備えています。

側面は画面側からみて、右側に電源とボリューム、左側にSIMスロットを備えています。指紋センサーは、ディスプレイ内蔵です。SIMスロットは、2スロットのうち片方はmicroSDXCカードとSIMのどちらかが利用できます。

ボディは側面が金属ながら、背面は特殊加工で滑りにくくなっています。
3つのカメラを搭載
メインカメラは6,4000万画素と高画素カメラを搭載し、そこに約800万画素の超広角カメラと約200万画素のマクロカメラで、さまざまな撮影シーンをサポートします。

AIによる編集機能も搭載しています。切り抜きが簡単にできるAIクリッピング機能や、不要なモノを囲んで消せるAI消しゴム機能があるので、撮影後もAI機能が楽しめます。
ミドルクラスとして必要十分な処理能力
5,000mAhの大容量バッテリーに加え、67W SUPERVOOC急速充電器を使えば約20分で50%の充電ができるため、使い勝手が良いスマホです。
またプロセッサのMediaTek Dimensity 7050は、重い3Dゲームなどには向きませんが、動画鑑賞や軽いゲームは快適に楽しめます。
そしてマイナンバー機能に対応したおサイフケータイ®(※)機能やIP65の防水・防塵機能など、基本機能をしっかり備えています。
6 2024冬のOPPO最上位モデル、OPPO Find X8
OPPO Find X8は、日本では2021年に発売したOPPO Find X3 Pro以来のOPPO Find Xシリーズです。日本では空白となった約3年間ですが、海外ではアップデートを続けていて、ついに再び日本で購入できるようになりました。
大きなカメラユニットが目を引く外観
OPPOの2024年のラインナップはほとんど大きさが変わりませんが、その中で一番高さが低く約157mm、幅も約74mmとスリムです。
OPPO Find X8 | 幅約74mm×高さ約157mm×厚さ約7.9mm |
---|---|
OPPO Reno11 A | 幅約75mm×高さ約162mm×厚さ約7.6mm |
OPPO A3 5G | 幅約76mm×高さ約166mm×厚さ約7.7mm |
OPPO A79 5G | 幅約76mm×高さ約166mm×厚さ約8mm |
高級感のある金属ボディですが、エッジは手に当たらず持ちやすいです。光沢仕上げではないので、指紋の跡もあまり気になりません。
IP69と68の防水・防塵性能を備えており、高い水圧や80℃のお湯にも耐えられます。また米国国防総省の調達基準「MIL規格」とスイスの試験・検査・認証会社であるSGSの耐衝撃テストもクリアしています。
プロセッサもMediaTek Dimensity 9400というハイエンドなモデルを搭載しているので、たとえば負荷のかかりやすい3Dゲームも快適に楽しめます。またOPPOのAI機能もサクサク動くので、さまざまなAI画像加工も使いやすいです。
なお、おサイフケータイ®(※)機能を搭載していませんが、NFCという機能は搭載しているので、こちらを使ったタッチ決済は利用できるものがあります。
USB-CコネクタとSIMスロットは本体下部に並んでいます。

側面は画面側からみて右側面に電源とボリューム、左側面に通知のモードを切り替えられる「アラートスライダー」を備えます。指紋センサーは、電源ボタン一体型ではなくディスプレイ内蔵です。

このアラートスライダーは、「着信音」「バイブ」「サイレント」をスライドで切り替えでき、画面上部インカメラの周囲に現在のモードが表示されます。公共交通機関の利用中や映画館などへ移動前に切り替えを忘れてしまっても、スマホを見ないでも手探りでモード切替ができるので便利です。

AIと融合したHasselbladとの共同開発カメラ
薄型ながら3つとも5,000万画素のメインカメラを搭載しています。望遠カメラは光学3倍ズーム、広角カメラは焦点距離24mmでどちらも光学手ぶれ補正に対応です。また超広角カメラは、焦点距離15mmでより広い範囲を撮影できます。

ズーム機能は、AIとの組み合わせで、0.6倍から120倍までと遠くの物体も大きく捉えられます。10倍以上の高倍率ズームでは生成AIによる補正が行われます。

スウェーデンのカメラメーカ「Hasselblad(ハッセルブラッド)」とコラボレーションしたカメラシステムにより、細かい設定を行わなくてもポートレートモードやオートモードで自然なボケ感のある写真が撮影できます。
OPPOが力を入れているAI機能も数多く搭載しています。たとえばAI写真編集では、以下のような機能があります。
・消しゴム
・反射除去
・ぼかし除去
・鮮明度強化
これらの機能で撮影後もAIを使って写真のクオリティアップが期待できます。
急速な充電機能や赤外線リモコンになる機能も便利
OPPOの強みである充電機能は、OPPO Find X8も得意とするところです。別売の対応充電器との組み合わせで、USB-Cケーブルを使った場合は80W、ワイヤレスでも50Wで充電が可能です。そのため、ワイヤレス充電の場合でも約100分で100%まで充電できます。
また、最初からインストールされている「IR リモコン」アプリを使うと、簡単にスマホが家電のリモコンになります。設定方法は、操作したい家電をメニューから選んでメーカを選択し、あとは実際に画面のボタンを押して反応するかを確認するだけ。利用できるメーカが多いので、市販の学習リモコンが対応していない製品でも使える可能性があります。

7 AI機能で写真撮影を楽しみたい人にオススメ!
OPPOの魅力は、どの価格帯でもAI機能を使って画像編集や写真撮影を楽しめることです。そこに急速充電機能やプロセッサ能力などの基本スペックと価格のバランスを考えて、ほしいモデルを決めることになります。
AIカメラを使って色々な撮影を楽しみたいならOPPO Find X8
OPPO Find X8は、カメラの基本機能が優れていて、プロセッサ能力も高いのでAI機能を存分に楽しむことができます。他の同価格帯のスマホよりも、プロセッサ能力は頭一つ抜けているので、AI機能だけでなく3Dゲームを楽しみたい人にもおすすめできます。ただし、おサイフケータイ®(※)機能が無い点には注意しましょう。
またワイヤレス充電器を別途購入すれば、快適な急速ワイヤレス充電も利用できます。
コストパフォーマンスを重視するならOPPO Reno11 A
OPPO Reno11 Aは、日本マーケット向けにつくられた製品ということもあり、おサイフケータイ®(※)機能や防水防塵機能、またRAMも8GBと主流のミドルクラスに必要な機能を十分に備えています。またIIJmioで購入する場合、急速充電器もセットになっているのでOPPOの誇る急速充電機能を追加コスト無しで体験できます。そのため、非常にOPPOの魅力を体験するのに非常にコストパフォーマンスに優れています。
予算重視ならAシリーズを選ぼう
OPPOのAシリーズは、手頃な価格が最大の魅力です。上位モデルとの差額とスペックを比較して、どちらを選ぶかは使い方によっても変わってきます。カメラや通話機能、動画鑑賞などの基本的なことを使えれば問題ないということでしたら、そのときの価格をみて選ぶのも良いでしょう。
OPPO A79 5G | OPPO A3 5G | OPPO Reno11 A | |
---|---|---|---|
RAM | 4GB | 4GB | 8GB |
ROM | 128GB | 128GB | 128GB |
外部メモリ | microSDXC | microSDXC | microSDXC |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 6020 (エントリー向け) |
MediaTek Dimensity 6300 (エントリー向け) |
MediaTek Dimensity 7050 (ミドル向け) |
ディスプレイ | 幅1,080px × 高さ2,400px | 幅720px × 高さ1,604px | 幅1,080px × 高さ2,412px |
アウトカメラ | 広角カメラ: 深度カメラ: |
広角カメラ: 深度カメラ: |
広角カメラ: 超広角カメラ: マクロカメラ: |
インカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 | 約3,200万画素 |
バッテリー | 5,000 mAh /33W急速充電 |
5,100 mAh /45W急速充電 |
5,000 mAh /67W急速充電 |
充電器 | × | 〇 | 〇 |
防水防塵性能 | IP54 | IP54 | IP65 |
おサイフ ケータイ®(※) |
〇 | 〇 | 〇 |
イヤホンジャック | 〇 | 〇 | × |
発売時期 | 2024年2月 | 2024年12月 | 2024年6月 |
※ 『おサイフケータイ』は株式会社NTTドコモの登録商標です