
ソニーは、テレビやスマホのような家電製品だけでなく映画や音楽、ゲームなどのエンタテインメントや半導体、金融分野でも幅広く事業を展開しています。そんなソニーがどのような企業なのか紹介しながら、販売しているスマホの特長や人気機種をレビューで解説します。
1 ソニーは日本生まれの総合電機メーカ
「ソニー株式会社」は、エンタテインメント・テクノロジー&サービス事業を担う会社です。親会社の「ソニーグループ株式会社」は、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス、イメージング&センシング・ソリューション(半導体)、金融など幅広い事業を手がける複合企業です。
世界中で発音できる「SONY」の誕生
ソニーは1946年に「東京通信工業株式会社」として創業し、1955年には世界進出を見据えて、世界中で誰もが同じように発音できるブランド「SONY」を考案しました。ブランド名は「SOUND」や「SONIC」の語源となったラテン語の「SONUS(ソヌス)」と、小さい坊やという意味の「SONNY」を掛け合わせたもので小さい坊やとは、当時はまだ成長途上だった自社を指しています。
1958年には社名もソニー株式会社に変更しました。1950年代から60年代にかけて、日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオ、トリニトロンカラーテレビなど、革新的な製品を次々と開発しました。
音楽を持ち歩けるウォークマンを開発
ソニーが生み出した製品は数多くありますが、代表的な商品のひとつが1979年に生まれたウォークマンです。ウォークマンは、小型軽量のヘッドホンでステレオ再生できるコンパクトカセット再生専用機です。記録媒体はカセットテープだけでなくCDやMD、そしてメモリータイプまで時代に合わせて進化しました。現在では全世界の累計出荷台数4億台以上に達しています。 (※1)。
エンタテインメントや半導体、金融事業も手がける複合企業へ
テープレコーダーやトランジスタラジオなどエレクトロニクス分野から大きくなったソニーですが、エンタテイメント分野では、1968年に米CBSレコードとの合弁会社CBS・ソニーを設立し、国内音楽事業に進出。1988年には米CBSレコーズを買収し音楽事業をグローバルに拡大し、翌1989年には米コロンビア・ピクチャーズを買収して映画事業にも進出しました。
1994年にはソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)がプレイステーションを発売。
金融分野では、1979年にソニー・プルデンシャル生命保険(現・ソニー生命)を設立。その後1990年代終わりから2000年代にかけ、ソニー損保、ソニー銀行を相次いで設立しました。
半導体分野ではソニーセミコンダクタソリューションズがイメージセンサーを中心とした事業を展開しています。
2 「Xperia」の特長はソニーだからこそ実現できるカメラと音響のハイエンド体験
ソニーはXperiaというスマートフォンを販売しています。Xperiaはカメラ機能と画音質が大きな魅力のスマホです。そのカメラ、映像、音響において、ソニーが長年培ってきた技術とノウハウが惜しみなく投入されています。
カメラメーカの技術が詰まったカメラ機能
Xperiaの魅力のひとつが、カメラ機能です。気軽に撮ったスナップショットから、カメラの設定にこだわった作品まで、幅広く撮影できます。そのカメラ機能を支えているのは、ソニーのデジタル一眼カメラであるα(Alpha)の技術です。
αシリーズは、プロカメラマンにも使われているレンズ交換式のデジタル一眼カメラです。そのαシリーズで使われている「瞳AF(人物や動物の瞳にフォーカスを合わせる機能)」や高速オートフォーカスなどの技術が、Xperiaにも応用されています。
αシリーズのレンズにも使われている「ZEISS T*コーティング」は、上位モデルのXperiaのカメラにも採用されています。これは、フィルムカメラ時代からレンズ技術で知られるドイツのカールツァイスが開発した技術です。このコーティングにより、不必要な光の散乱が抑えられ、レンズ内での反射や映り込みを防げます。そのため、よりクリアで美しい写真の撮影が可能です。
映像製作現場の技術を取り入れた美しい映像表現
Xperiaのディスプレイは明るく綺麗なだけでなく、色の明暗や濃淡を忠実に再現しているのも特長的です。
Xperiaの画質設定では、色鮮やかに見たい人向けの「スタンダードモード」と、オリジナルに近い色を再現するモードを搭載しています。後者はモデルにより名前と性能が異なり、元の色味に忠実な「オリジナルモード」と、より本格的に色調を再現する「クリエイターモード」があります。
このクリエイターモードは、映像製作につかわれている「プロフェッショナルモニター」で培った技術が使われています。プロフェッショナルモニターとは、映像を作成するときに色や解像度の最終確認を行うためのモニターです。そのプロフェッショナルモニターと同様に色を忠実に再現できるので、クリエイターが意図した映像を楽しめるのです。
ユーザーはモードを選んで、自分好みの画質を選べます。下の写真左側は、オリジナルモードを搭載したXperia 10 VI、右側はクリエイターモードを搭載したXperia 1 Vの画質設定画面です。

なお、Xperia 1シリーズの「スタンダードモード」は他シリーズより一層、画質面も綺麗になっています。
音響へのこだわり
ウォークマンを生んだソニーだからこそ、Xperiaは音楽プレイヤーとして非常に高い能力があります。有線、ワイヤレス、イヤホン、ヘッドホン、スピーカー問わず、どのような使い方でも音響を楽しめるスマホです。
Xperiaの音響は、ウォークマンなどソニーのオーディオ機器に搭載されたさまざまな技術と機能が応用されています。例えば「360 Reality Audio」という技術は、対応しているストリーミングサービスやイヤホン・ヘッドホンをそろえれば、リアルな立体音響を楽しめます。
また高音質なオーディオ再生では、ハイレゾオーディオに対応しています。こちらは対応コンテンツとハイレゾ再生に対応したヘッドホンやイヤホンを用いると、CDよりも高音質の音楽を楽しめます。さらに「DSEE Ultimate」という技術により、圧縮された音源でもアップスケーリングによりハイレゾのような高音質を体感できます。
ハイレゾ音楽を再生するのに必要な対応ハードウェアとしては、まず有線タイプのイヤホンやヘッドホンがあります。現在販売中のXperiaはすべてのモデルにイヤホンジャックを搭載しているので、有線機材の利用が可能です。
ワイヤレスでは、ソニーが開発した技術「LDAC」に対応しています。LDACに対応したイヤホンやヘッドホンを使えば、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音が楽しめます。
また本体のスピーカーも音質にこだわったステレオスピーカーです。均等に配置された左右のスピーカーとソニーのオーディオ技術で音を調整することで、臨場感を楽しめるようになりました。
3 現在のXperiaラインナップ紹介
2025年1月現在のXperiaのラインナップは以下のとおりです。
・Xperia 10シリーズ
・Xperia 5シリーズ
・Xperia 1シリーズ
過去には、よりコンパクトなエントリーモデルXperia Aceシリーズやカメラ機能に特化したXperia PRO-Iがありました。なおXperiaは、今回紹介する全モデルでMicroSDXCカードに対応しています。
Xperia 10シリーズは普段使いに便利なお手頃ミドルクラス
Xperia 10シリーズは価格が手頃で、コンパクトなシリーズです。普段使いに便利な防水・防塵性能を備え、おサイフケータイ®(※2)機能も搭載しています。Xperiaの魅力であるオーディオ機能も充実していて、有線・無線問わず対応ヘッドホンを使えばハイレゾオーディオを楽しめます。
Xperia 10 VI

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.1インチ有機EL |
---|---|
解像度 | 幅1,080px x 高さ2,340px |
サイズ | 幅約68mm×高さ約155mm×厚さ約8.3mm |
重さ | 約164g |
メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
バッテリー | 5,000mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 超広角カメラ:800万画素 |
広角カメラ:4,800万画素 | |
インカメラ | 約800万画素 |
コンパクトサイズにハイエンドなスペックのXperia 5シリーズ
サイズはコンパクトに抑えながら、ハイエンドクラスのプロセッサやメモリを搭載したのがXperia 5シリーズです。カメラもZEISSのロゴが入り、Xperia 10シリーズよりワンランク上の性能を持っています。オーディオ性能ではDolby Atmosに対応し、臨場感ある音響をさまざまなコンテンツで楽しめます。
2022年に発売を開始したのがXperia 5 IV、そして2023年に発売を開始したのがXperia 5 Vです。
Xperia 5 IVは本体重量が約172gとXperia 5 Vより10g軽く、より持ちやすい機種です。アウトカメラは超広角の16mm、広角の24mm、望遠の60mmと3つの画角で撮影できます。このモデルから、被写体を追いかけてフォーカスを合わせ続ける「リアルタイムトラッキング」に対応しました。
Xperia 5 Vはアウトカメラの数は2つですが、超広角の16mmと光学2倍ズームを備えている広角の24mm/48mmと3つの画角で撮影ができます。またカメラのセンサーもXperia 1 Vと同型になり、昼夜問わずより高精細な撮影ができます。Xperia 5 IVと比べるとプロセッサ能力が向上し、ゲームや画像処理がより快適になりました。
Xperia 5 IV

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.1インチ有機EL |
---|---|
解像度 | 幅1,080px x 高さ2,340px |
サイズ | 幅約67mm×高さ約156mm×厚さ約8.2mm |
重さ | 約172g |
メモリ | RAM:8GB ROM:256GB |
バッテリー | 5,000mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 超広角カメラ:1,220万画素 |
広角カメラ:1,220万画素 | |
望遠カメラ:1,220万画素 | |
インカメラ | 約1,220万画素 |
Xperia 5 V
▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.1インチ有機EL |
---|---|
解像度 | 幅1,080px x 高さ2,340px |
サイズ | 幅約68mm×高さ約154mm×厚さ約8.6mm |
重さ | 約182g |
メモリ | RAM:8GB ROM:128GB/256GB |
バッテリー | 5,000mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 超広角カメラ:1,200万画素 |
広角カメラ:4,800万画素 | |
インカメラ | 約1,200万画素 |
Xperia 1シリーズは映像やカメラにこだわったハイエンドモデル
Xperia 1シリーズは、Xperiaの中で最上位のシリーズです。プロセッサ、メモリもXperiaで一番ハイスペックなので、ゲームも快適に楽しめます。ディスプレイサイズは6.5インチとXperiaシリーズの中で一番大きいのもポイントです。
2025年時点でのラインナップは、2023年に発売したXperia 1 Vと2024年に発売したXperia 1 VIです。
Xperia 1 Vは今回実機でのレビューを行ったので、後ほど紹介します。
Xperia 1 VIは、Xperia 1シリーズの最新モデルです。 Xperia 1 Vと比べると、ディスプレイが変更になり解像度は4KからFull HD+へ変わりましたが輝度は約1.5倍と明るくなりました。また1~120Hz駆動の可変リフレッシュレートに対応したことで、従来の120Hz固定リフレッシュレートよりも消費電力が減り、バッテリーが長持ちするようになりました。
Xperia 1 V

▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.5インチ有機EL |
---|---|
解像度 | 幅1,644px x 高さ3,840px |
サイズ | 幅約71mm×高さ約165mm×厚さ約8.3mm |
重さ | 約187g |
メモリ | RAM:12GB/16GB ROM:256GB/512GB |
バッテリー | 5,000mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 超広角カメラ:1,200万画素 |
広角カメラ:4,800万画素 | |
望遠カメラ:1,200万画素 | |
インカメラ | 約1,200万画素 |
Xperia 1 VI
▼ 基本スペック
画面サイズ | 約6.5インチ有機EL |
---|---|
解像度 | 幅1,080px x 高さ2,340px |
サイズ | 幅約74mm×高さ約162mm×厚さ約8.2mm |
重さ | 約192g |
メモリ | RAM:12GB/16GB ROM:256GB/512GB |
バッテリー | 5,000mAh 急速充電対応 |
アウトカメラ | 超広角カメラ:1,200万画素 |
広角カメラ:4,800万画素 | |
望遠カメラ:1,200万画素 | |
インカメラ | 約1,200万画素 |
4 Xperia 10 VIをレビュー

Xperia 10 VIは、幅約68mmとスリムで持ちやすいコンパクトなデザインが魅力のスマホです。日常使いに便利な機能に加え、ソニーならではのオーディオ機能も充実しています。今回は、そんなXperia 10 VIを詳しくレビューします。
Xperia 10 VIの魅力は手に馴染むコンパクトデザイン
Xperia 10 VIは幅約68mm、高さ約155mm、重さ約164gとコンパクトで持ちやすいサイズです。最近のスマホは幅が70mmを超えるモデルが多く、中には78mmに近いモデルもありXperia 10 VIとの差は10mm近くになります。この幅のスリムさが持ちやすさにつながり、特に手の小さい人には大きな魅力となるでしょう。
次にボディの細部を見ていきます。
本体上部にはイヤホンジャックとマイクがあります。

本体下部にはUSB-C端子とマイクがあります。

本体正面左側にはSIMカードとMicroSDXCカードを兼用するスロットがあります。

本体正面右側には指紋センサーを兼ねた電源ボタンと音量ボタンがあります。

簡単操作で日常のスナップが綺麗に撮れるカメラ機能
Xperia 10 VIは、16mmの超広角カメラと26mm/52mmのメインカメラを搭載しています。

カメラアプリは、スマホのカメラアプリを使ったことがある人なら悩まずに使え、手軽に綺麗な写真がとれます。
撮影モードは
・パノラマ
・ぼけ
・写真
・動画
・スロー
と分かれています。
「パノラマモード」はスマホを右に動かしながら広い範囲をパノラマ写真として撮影できるモードです。

「ぼけモード」は、他のスマホのポートレートモードのように背景をぼかして撮影できます。下の写真は、左が通常の写真モード、右がぼけモードです。

写真モードと動画モードは特に設定を気にせず写真や動画を撮影するためのモードです。ナイトモードなども自動でオンになるため、基本的にはこのモードを使えば状況に合わせて綺麗に撮影できます。
スローモードは特殊な動画撮影モードで、早く移動しているものをスローモーションで撮影できます。
音にこだわる人にオススメのオーディオ機能
Xperiaの魅力であるオーディオ機能は、以下の機能を備えています。
Hi-Res Audio | より多くの情報で実際の音に近いハイレゾを再生できます。さらにBluetoothワイヤレスイヤホンでもハイレゾ再生が可能なLDACにも対応しています。 |
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360 Reality Audio | 立体的な音響でリアルなサウンドが楽しめます。 |
DSEE Ultimate | ソニーの独自AI技術で圧縮音源をハイレゾ相当の高音質で楽しめます。 |
これらのオーディオ機能は対応しているアプリやサービスと対応しているヘッドホンやイヤホンとの組み合わせが必要ですが、高音質な音楽を楽しみたい人にはオススメの機能です。
また本体のフロントステレオスピーカーもソニーのチューニングにより音質が良いです。スマホを横にして見ると、音の良さもあいまって、さらに没入感が深まります。
必要なスペックをおさえ便利な機能も搭載
またおサイフケータイ®(※2)機能はもちろんのこと、IPX5/IPX8の防水性能、IP6Xの防塵性能と、日常使いに十分な機能をしっかり揃えています。さらに高速CPUを搭載しているため、マルチウィンドウでの「ながら使い」も便利な機能です。
5 Xperia 1 Vをレビュー

Xperia 1 Vは、ソニーの技術が凝縮されたハイエンドスマホです。特に、4Kディスプレイや3つのカメラアプリなど、映像体験にこだわった機能が充実しています。今回は、そんなXperia 1 Vの魅力をレビューします。
4Kディスプレイの美しさで映像が楽しめる
Xperia 1 シリーズはすでにXperia 1 VIも登場していますが、今回は1つ前のモデルXperia 1 Vを紹介します。Xperia 1 Vの魅力は、後継機のXperia 1 VIのFull HD+ディスプレイよりも高精細な4Kディスプレイを採用している点です。そのため4Kの映像コンテンツや自分で撮影した4Kの動画を、そのままの美しさで見られます。
次にボディを見ていきます。ボディサイズは幅が約71mm、高さは約165mmとハイエンドモデルとしてはコンパクトです。
本体上部にはイヤホンジャックとスピーカーがあります。

本体下部にはSIMカードとMicroSDXCカードを兼用するスロットとUSB-C端子、スピーカーがあります。

本体正面左側は特に何もありません。

本体正面右側には音量ボタンと指紋センサーを兼ねた電源ボタン、シャッターボタンがあります。

3つのカメラアプリで、撮影をもっと楽しく

Xperia 1 Vが搭載しているアウトカメラは3つです。
・16mm超広角カメラ(上記写真の上のカメラ)
・24mm広角カメラ(上記写真の中央のカメラ)
・85~125mm光学5倍ズーム望遠カメラ(上記写真の下のカメラ)
そして写真撮影だけでなく、動画撮影用のアプリもあり、写真撮影と動画撮影で3種類のアプリがあります。
Photography Pro | ソニーのデジタル一眼カメラαシリーズから継承した操作画面をもった写真撮影用アプリですが、普通のカメラアプリの代わりにもなります。 |
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Videography Pro | プロが撮影したような動画を手軽に撮影できる動画撮影用アプリです。 |
Cinematography Pro | ソニーの映画撮影用カメラのノウハウが詰まった映画のような動画を本格的に撮影できるアプリです。 |
Photography Pro

Videography Pro

Cinematography Pro

通常の撮影で利用するのは「Photography Pro」です。「BASIC」モードという基本的な写真撮影と動画撮影を手軽にできるモードがあります。
カメラの起動は、シャッターボタンを押すだけで行えます。特にスマホを横に構えたときはシャッターボタンに指が自然と届くので、シャッターボタンを2回押すだけで撮影が素早く行えます。

より本格的に自分で設定をした撮影を楽しみたい場合は、上記の3つのアプリを使い分けます。カメラアプリとして使ったPhotography Proも、モードを切り替えれば一眼カメラのように細かい設定ができます。
ハイエンドモデルならではの高性能
もちろんハイエンドモデルなので高い能力のプロセッサを備えているので、3Dゲームも快適に遊べます。オーディオ機能も、ハイレゾ対応だけでなく、360 Reality AudioやDSEE Ultimateも楽しめます。さらに高音質な音楽を聴けるように、イヤホンジャック用に高性能なアンプも搭載しています。
6 機種選びのポイント
Xperiaは、ソニーの技術が詰まった魅力的なスマホです。しかし、どの機種を選べばいいか迷ってしまう方もいるでしょう。そこで、ここではXperiaの機種選びのポイントを解説します。
コンパクトなボディでバランスが取れて購入しやすいXperia 10シリーズ
コンパクトなスマホを探している方に、特にオススメなのがXperia 10シリーズです。幅約68mmというボディサイズは、最近のスマホの中では細い部類に入り、比較的持ちやすい機種です。約164gという軽量さも、持ちやすさを後押しします。プロセッサ能力も2025年1月時点におけるミドルクラスのスマホとして十分です。そこにXperiaの強みであるオーディオ機能が加わります。MicroSDXCカードやイヤホンジャック、おサイフケータイ®(※2)機能を搭載しているのも使い勝手の良いポイントです。
本格的なカメラやビデオ撮影を楽しめる Xperia 1シリーズ
カメラ機能にこだわるのなら、Xperia 1シリーズです。特にソニーの一眼カメラやビデオカメラを使ったことのある人ならば、同じ操作感覚で使えるので作品をつくる機材としても活用できるでしょう。
※1 2019年6月25日掲載「ソニーグループポータル | ニュースリリース | ウォークマン®発売40周年の記念プロジェクトを実施」より
※2 『おサイフケータイ』は株式会社NTTドコモの登録商標です。
※3 「ソニー」および「Sony」、並びにこの記事上で使用される商品名、サービス名およびロゴマークは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。