スマホはいつ買い替えればよいのでしょうか。
スマホの寿命が近付くと、さまざまな「サイン」が現れます。それらのサインに気づいたら、故障やトラブルで困ったことになる前に買い替えましょう。
スマホにはいくつかの「長持ちさせるポイント」があります。それらを知れば、買い替え時を先に延ばして、スマホを長く使えるようになります。
また、最近は「寿命が長いスマホ」も登場しています。
この記事では、「スマホの寿命は何年か」「スマホの寿命が近いサイン」「スマホを長持ちさせるポイント」「寿命が長いスマホ」について、わかりやすく紹介します。
1 スマホの寿命は何年?
スマホの寿命は、スマホ本体の寿命とバッテリーの寿命に分けて考えられます。
スマホ本体の寿命は、メーカや機種によって変わりますが、一般的には3~4年と言われています。
バッテリーの平均的な寿命は2年程度と言われています。一般的にリチウムイオン電池は300回の充電で7〜8割、500回の充電で5〜7割の容量に劣化します。このことから、毎日充電した場合、2年ほどでバッテリーは寿命を迎えると考えられます。
バッテリーの寿命は使用状況や環境によって変わります。よって1年未満での交換が必要なケースもあれば、3年以上使える場合もあります。
内閣府発表の「消費動向調査 令和7年3月 実施調査結果」(*1)によると、携帯電話(スマホ)の平均使用年数は4.3年です。買い替え理由は「故障(38.7%)」「上位品目への移行(24.3%)」「住居の変更(0.3%)」「その他(36.6%)」となっています。この調査結果から、多くの人が3〜5年程度でスマホの買い替えを検討していることがわかります。
2 スマホの寿命が近いサイン
スマホの寿命が近づいたら、買い替えを検討するタイミングです。では、寿命が近づいたかどうかは、どうやって判断すればよいのでしょうか。
スマホの寿命が近づいたときには、次のようなサイン(兆候)が現れます。
- バッテリーの持ちが悪い
- 勝手に電源が再起動したり落ちたりする
- スマホの動作が重い・勝手に落ちる
- OSやアプリのインストール・アップデートができない
これらのサインについて、それぞれ詳しく見てみましょう。
スマホのバッテリー持ちが悪い
バッテリーの劣化が進むと、充電できる量が減るため、たとえ満タンに充電しても、すぐに電池が切れてしまいます。
普段と変わらない使用頻度なのに、「充電が1日持たない」「100%からすぐに減る」「充電の間隔が極端に短い」などは、バッテリーの寿命が近づいているサインです。
バッテリーがどの程度劣化しているのか、確認する方法もあります。
iPhoneのバッテリーの劣化状況は「最大容量」によって確認できます。「最大容量」とは、購入時に満タンに充電したときを100%として、最大何%まで充電できるかです。
iOS 11.3 以降のiPhoneで確認する場合、「設定」を開いて、「バッテリー」を選び、表示された「バッテリーの状態」をタップすれば、「バッテリーの最大容量」が確認できます。
iOS 16.1 以降のiPhoneでは、上記の「バッテリーの状態」が「バッテリーの状態と充電」、「バッテリーの最大容量」は「最大容量」と表示されます。
最大容量が80%を切っていると、バッテリーの劣化を知らせるメッセージが表示され、バッテリーの交換やスマホの買い替えを検討する目安となります。
Androidでバッテリーの状態を確認する場合、「設定」を開いて、「システム」の中の「端末(デバイス)情報」を選び、表示された「バッテリー情報」「バッテリー状態」「電池の状態」などから確認できます。
なお、機種によっては、設定からバッテリーの状態を確認できないものもあり、確認できても手順が異なるケースもありますので、ご注意ください。
勝手に電源が再起動したり落ちたりする
スマホが劣化すると処理能力が下がり、勝手に電源が再起動したり落ちたりします。これらは、スマホの基板やシステムが限界に達しているサインと言えます。
ただし、次のようなケースでも勝手に電源が再起動したり落ちたりします。
- メモリが不足している
- 内部ストレージの容量が不足している
- アプリに不具合がある
- OSがウイルスに感染している
上記のいずれも確認できないのに、勝手に電源が再起動したり落ちたりするときは、スマホの買い替えの検討をおすすめします。
スマホの動作が重い・頻繁に落ちる
アプリを使用していて「起動に時間がかかる」「頻繁に落ちる」「動作が極端に重い」「動作がカクつく」「スクロールがスムーズにいかない」などの不具合が起こった場合、次のような原因が考えられます。
- 内部ストレージが不足している
- メモリが不足している
- アプリ側に問題がある
- インターネットの接続環境に問題がある
これらの問題を解決してもアプリの動作の不具合が改善しないときは、メモリやプロセッサなどの劣化や故障によるスマホ本体の処理能力の低下が考えられます。問題を解決するためには、スマホの買い替えが必要と言えます。
また、アプリやゲームは日々アップデートをくり返しているため、スマホに求められるスペックもどんどん高くなります。アプリやゲームの動作が遅く感じられたり、頻繁に落ちたりする場合、スマホが推奨されるスペックを満たしていないと考えられます。快適に使うためには、スマホの最新機種への買い替えがおすすめです。
OSやアプリのインストール・アップデートができない
発売から数年経った古い機種のスマホの場合、最新のOSへのアップデートや、最新のアプリのダウンロードができないケースも増えてきます。
パソコンよりウイルスに感染しにくいと言われるスマホですが、OSのアップデートが非対応になると、ウイルスの感染や、不正アクセスなど、セキュリティのリスクが高まります。
また、最新のアプリがダウンロードできなければ、最新のゲームも楽しめません。
OSやアプリがアップデートできなくなったら、スマホの寿命が近づいているサインですので、買い替えを検討しましょう。
3 スマホの寿命を長持ちさせるポイント
寿命が延びればその分、愛着のあるスマホを長く使うことができます。では、どのようなことに気をつければ、スマホの寿命を延ばせるのでしょうか。
スマホを長持ちさせるポイントとしては、次のような注意点が挙げられます。
- バッテリー残量を20%〜80%の範囲に保つ
- 充電しながらスマホを使わない
- スマホ本体が高温にならないようにする
- 落下や水没に気をつける
- 不要なアプリやデータは削除する
これらの「長持ちさせるポイント」を守れば、スマホの寿命を少しでも延ばせる可能性が高くなります。
それぞれについて詳しく解説しましょう。
バッテリー残量を20%〜80%の範囲に保つ
バッテリーが100%のフル充電になった後も充電し続けることを「過充電」と呼びます。過充電はバッテリーを急速に劣化させるので、100%になったらすぐに充電をやめましょう。
バッテリー残量が0%なのに充電しない状態を「過放電」と言います。過放電のまま放置すると、リチウムイオン電池の電極が傷んで、バッテリーが劣化します。また、残量が0%の状態から100%まで一気に充電するのは、バッテリーへの負担も大きくなります。バッテリー残量が0%になったらすぐに充電しましょう。
バッテリーの劣化を防いで、寿命を延ばすためには、残量を20~80%で維持するのが理想です。機種によっては、充電のペースを自動的に調整する機能もあります。
iOS 13以降のiPhoneの「最適化されたバッテリー充電」は、ユーザーのスマホの使用パターンを学習し、80%まで充電した後の充電を自動的に遅らせてくれる機能です。「設定」を開いて、「バッテリー」をタップし、表示された「バッテリーの状態と充電」で「バッテリー充電の最適化」を選べます。ちなみに、デフォルトではオンになっています。
Androidの場合も、機種ごとに搭載された充電制限機能がバッテリーへの負荷を自動的に軽減します。それぞれの機種ごとに確認して、積極的に活用しましょう。
充電しながらスマホを使わない
充電しながら使う「ながら充電」はスマホの寿命を短くします。
充電しながら、動画を視聴したり、ゲームを楽しんだりすると、充電によるバッテリーの発熱と使用による本体の発熱が発生します。このダブルの発熱が、リチウムバッテリーを劣化させ、スマホ本体に負担をかけます。また、消費と充電が同時に行われることも、バッテリーの寿命を縮める原因となります。
「ながら充電」を避ければ、バッテリーの寿命は延びます。
スマホ本体が高温にならないようにする
スマホを高温の環境下に置くと、放熱がうまくできず、バッテリーが劣化して、寿命を縮める恐れがあります。
夏場、スマホを炎天下で長時間使用したり、窓辺など直射日光の当たる場所に放置したりすれば、かなりの高温にまで熱せられます。また、車のナビやドライブレコーダーとして使っている場合、フロントガラスの付近は高温になりやすいため、特に注意が必要です。
冬場、暖房器具の近くなど高温環境にスマホを放置するのも危険です。
季節に関係なく、入浴中に使用すると高温になりやすいので、なるべく避けましょう。
落下や水没に気をつける
スマホは精密機器ですので、衝撃には弱いです。
地面に落とすと衝撃で画面やフレームが破損することがあります。その破損箇所から水分やホコリが侵入し、内部の故障につながるケースもあります。バッテリーや電子回路などの内蔵部品も衝撃に弱いので、落下後、たとえ外部に損傷が見当たらなくても、電子回路やバッテリーなど内部の機器の故障や劣化も考えられます。
落下によるダメージはスマホの寿命を縮めるので、頑丈なスマホケースの使用や画面を保護するガラスフィルムの装着を検討しましょう。
また、スマホをお尻のポケットに入れたまま座ったり、誤って踏みやすい床に置いたりするなど、雑な扱い方は避けましょう。
スマホは精密機器ですので、水にも弱いです。
たとえ防水仕様であっても、なるべく水に濡らさない方がよいでしょう。特に海水やジュースなど、塩分や糖分を含む液体に濡らした場合、異物が充電端子に付着して故障の原因になります。
水没の危険性がなくても、湿度の高い場所でスマホを使うと水蒸気の付着や結露の可能性もあるので注意しましょう。
不要なアプリやデータは削除する
スマホにダウンロードしたアプリは、機能や設定によっては、たとえ使っていなくても、バックグラウンドで通信して、知らないうちにバッテリーを消費することがあります。
保存した写真やデータを自動でバックアップする機能を備えたスマホの場合、不要なアプリやデータが多く保存されていると、そのアプリやデータをバックアップするためにバッテリーが消費されます。
使わないアプリはアンインストールし、不要なデータはできるかぎり削除して、バックグラウンドの稼働時間を短くするのも、スマホの寿命を延ばすことにつながります。
4 寿命が長いスマホ
ここまで説明してきたように、スマホの買い替えの目安となる「スマホの寿命」には「バッテリーの寿命」が大きく関わっています。
そのため、バッテリーの寿命が長持ちするような技術もスマホに導入されています。その一つが「ダイレクト給電(バイパス給電)」と呼ばれる給電方法です。
通常、充電器でバッテリーに充電しながらスマホで動画視聴やアプリゲームを楽しむ場合、上述したように、「バッテリーの充電」と「本体への放電」が同時に行われるため、バッテリーは発熱し、劣化します。
しかし、ダイレクト給電では、充電器からスマホに充電する際、バッテリーを介さず、スマホの端末本体(メイン基盤)に電力を直接供給します。この仕組みによって、充電によるバッテリーの発熱がないため、劣化を抑えられます。また、バッテリーの充放電サイクルも減るので、寿命を延ばすことができるのです。
近年人気となっている「バッテリーが長持ちするスマホ」の例として、この「ダイレクト給電」の機能を搭載したスマホを紹介しましょう。
バッテリーが長持ちする「arrows Alpha」
IIJmioが取り扱うFCNTのAndroidスマホ「arrows Alpha」は、大容量5,000mAhのバッテリーを搭載しています。利用環境や利用状況によって変わりますが、独自基準に基づく試算では、1回の充電で2日持つ長持ちバッテリーです。
また、独自の充電制御技術によって、バッテリーの劣化を抑えられるため、5年後でも初期容量の80%を維持します。
「arrows Alpha」は長持ちバッテリーと充電制御技術によって、長く快適に使い続けられるスマホとして人気を博しています。
5 まとめ
寿命が近いサインに気付いたら、スマホの買い替え時です。スマホを新しく買い替えるタイミングは、携帯電話会社の乗り換えや通信プランの見直しのチャンスでもあります。
IIJmioでは、人気のiPhoneや最新のAndroidが勢ぞろい。ユニークで多彩なラインアップから目的や予算にぴったりな1台がきっと見つかります。
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ぜひ、この機会にスマホの買い替えを検討されてはいかがでしょうか。