DNSフィルタリング
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改訂履歴:
2019/09/24: 「注意事項」の箇所に実施状況報告に関するFAQを追加しました。
2019/06/17: 「注意事項」の箇所に詳細な仕組みに関するFAQを追加しました。


DNSフィルタリングによるマルウェア対策について

なりすましメール(*1) やランサムウェア(*2)等のマルウェア(*3) など、個人を狙ったサイバー攻撃は年々増加の一途をたどっています。
昨今のインターネット環境では、コンピュータやスマートフォン、IoT機器等、インターネットを使用する機器全てが、サイバー攻撃のターゲットとなったり、中継点となったりする可能性があります。
IIJmioを提供する株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)では、このようなサイバー攻撃の対策を講じ、お客様に安心安全にインターネットをご利用いただくために、日々様々な取り組みを検討しています。
この度、IIJではこれらの社会情勢を踏まえ、弊社が提供するインターネット接続サービス上で「DNSフィルタリングによるマルウェア対策」を実施いたします。

https://www.iij.ad.jp/sec-statement/

「DNSフィルタリングによるマルウェア対策」とは

「DNSフィルタリングによるマルウェア対策」とは、IIJmioで提供している回線を利用している端末が、マルウェアに感染し、C&Cサーバ (*4)等と通信しようとした場合に、自動的に検知し、DNSサーバ(*5)上で該当通信を遮断するものです。
この対策によって、マルウェア感染による個人情報流出などのリスクを軽減することができます。
※ 弊社が認定したC&Cサーバへの通信以外は、通常通りご利用いただけます。

※ わかりやすさを重視し、一部表現を簡略化している箇所がございます。

適用年月日

  • 2019年 7月 1日(月)

対象サービス

  • IIJmioモバイルサービス
  • IIJmioモバイルプラスサービス
  • IIJmio eSIMサービス
  • IIJmio IoTサービス
  • IIJmioプリペイドパック
  • Japan Travel SIM
  • Japan Travel SIM for Unlocked Phone
  • IIJmioひかり
  • IIJmio FiberAccess/NF
  • IIJmio FiberAccess/DF
  • IIJmio FiberAccess/SF

設定方法

新たにお手続きの必要はございません。
上記対象サービスをご利用中のお客様全員は、自動的に本機能が有効になります。

DNSフィルタリング機能の設定を変更する方法

本機能をご利用いただくことを推奨いたしますが、ご希望されない場合、いつでも回線単位で解除を行うことができます。
無効化・有効化の変更を行うことによる料金は発生しません。
詳しくは以下のページをご覧ください。

FAQ

注意事項

チャットによるお問い合わせ

受付時間:年中無休/9:00〜19:00

右下の  をクリックし、ご質問内容をご記入ください。
※IIJサポートセンターは、日本語のみの対応となります。IIJ Support Center is available in Japanese only.

お問い合わせ電話番号

TEL:0570-09-4400(年中無休/9:00〜19:00)

日本語のみの対応となります。IIJ Support Center is available in Japanese only.

(*1) なりすましメール (spoofed email)
特定の個人(あるいは法人)を騙った、悪意を持った第三者による電子メールのこと
(*2) ランサムウェア(ransomeware)
コンピュータが保存しているデータを不正を書き換え、その解除の見返りとして金銭を要求するマルウェアのこと
(*3) マルウェア(malware)
コンピュータウイルスやワームなどの、害を及ぼすソフトウェアの総称
(*4) C&Cサーバ (command and control server)
マルウェアを遠隔操作するために設置されるコンピュータ等の機器のこと
※ bot(マルウェアの一種)は、C&Cサーバの命令にしたがって、感染したコンピュータからデータを抜き取るなどの活動を行います。
(*5) DNSサーバ (DNS server)
URLとIPアドレスの対応関係を管理するための仕組みを持ったコンピュータ等の機器のこと
※インターネットを経由してWebサイトへアクセスするためには、”IPアドレス" と呼ばれる、コンピュータにとっての住所のようなものが必要です。
「http://www.iij.ad.jp」などのURLを利用して、Webサイトへアクセスする場合、DNSサーバにより、URLをIPアドレスへ変換する必要があります。