eSIMとは?メリット/デメリットや対応機種を解説

5 eSIMに対応している機種は?

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日本国内で販売されていて、eSIMに対応している機種を紹介します。

iPhone・iPadでeSIMに対応している機種

iPhoneは、2018年に発売されたXS・XRシリーズ以降、すべての機種でeSIMに対応しています。

iPhoneの対象シリーズ

  • XS・XRシリーズ
  • 11シリーズ
  • SEシリーズ
  • 12シリーズ
  • 13シリーズ
  • 14シリーズ
  • 15シリーズ
  • 16シリーズ

またiPadも、以下のシリーズが対応しています。

iPadの対象シリーズ

  • iPad(第7世代以降)
  • 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
  • 11インチiPad Pro(全世代)
  • Air(第3世代以降)
  • mini(第5世代以降)

eSIMに対応したiPhone/iPadは全てeSIMとSIMカードをあわせたデュアルSIM使いが可能です。
※iPadでは複数のSIMを設定することができますが、一度に使用できるSIMは1つとなります。

【手持ちのスマホがeSIM対応か知りたい方にオススメ】
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AndroidでeSIMに対応している機種

Androidでは、メーカ・機種によって対応している機種が異なります。以下に一例をご紹介します。

  • Google Pixel 4以降
  • SHARP AQUOS R7以降
  • ソニー Xperia 1 IV以降
  • OPPO Reno7 A以降

そのほか、モバイルルータやパソコンにもeSIM対応のものが存在します。
なお対応端末は通信事業者によって異なるため、しっかりチェックしましょう。

6 eSIMを契約して利用する方法を解説

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eSIMの契約・利用方法は、キャリアやOS(iPhoneかAndroidか)などによって異なります。ここでは、IIJmioのデータeSIMを例にとって、契約手順を紹介していきましょう。

最初に用意するもの
  • SIMフリー状態のeSIM対応スマホ
  • クレジットカード
  • メールアドレス
  • インターネット接続環境
  • 上記eSIM対応スマホとは
    別のインターネットに
    接続できる端末(アクティベートの際にQRコードを読み込む場合)

【STEP.1】IIJmioに申し込む

まずIIJmioの公式サイトにアクセスし、トップページ右上にある「ご購入・お申し込み」ボタンをタップ。質問に答えながら「次へ」をタップしていきましょう。
利用するSIMは「eSIM」を選択。SIMカードの種類は「データ通信」を選び、料金プランの中から、利用したいデータ容量に応じて選びましょう。

「データ通信/eSIM」を選択

利用したいデータ量を選択

次に、「mioID」(IIJmioを利用するためのID)の有無を聞かれるので、持っていない場合には、ここで「持っていない(新規登録する)」を選択し、登録を行いましょう。 氏名・住所・クレジットカードなどの情報を登録し、最後に「申し込む」をタップすれば、申し込みは完了です。

なお音声eSIMを申し込む際には本人確認が必要ですが、IIJmioでは「顔写真付き本人確認書類(免許証など)」と「スマホで本人の顔を撮影して送信」により、オンラインでの本人確認が可能。最短で申し込み日に即日利用開始できます。

【STEP.2】アクティベーションをする

申し込み完了後しばらく待つと、アクティベーション(正規のライセンスを認証するための手続き)に必要なQRコードなどを表示するためのURLが登録したメールアドレス宛に送られてきます。 QRコードを読み取る場合はeSIMを利用する端末とは別の端末(スマホやパソコン、タブレット)に、そのQRコードを表示しておきましょう。
以下はQRコードを読み取る場合の手順で説明します。

アクティベーションに必要なQRコードなどを表示

次に、eSIMを利用するスマホの「設定」画面で、「eSIM」の右側にあるスイッチをタップして有効化します。
するとカメラが起動するので、先ほど別の端末に表示しておいたQRコードを撮影します。もし他の端末を持っていない場合には「ヘルプ」をタップし、次の画面で「自分で入力」をタップすることで、コードの文字列を手動入力できます。
「有効化」をタップすればアクティベーションは完了です。次の画面で「完了」をタップしましょう。

「eSIM」の右側にあるスイッチをタップして有効化

【STEP.3】APN(アクセスポイント名)を設定する

eSIMとして「IIJ」が追加されたら、最後に「APN」の設定をします。「IIJ」の部分をタップしましょう。「アクセスポイント名」をタップして、ここで「iijmio」が表示されていれば、設定済みなのでホーム画面に戻ってかまいません。そうでない場合は画面右上の「+」をタップし、「名前」「APN」などを入力していきます。設定する文字列は公式サイトのヘルプで確認できます。

eSIMとして「IIJ」が追加されたら「+」をタップし、「名前」「APN」などを入力

入力すれば、設定はすべて完了。eSIMを利用した通信ができるようになります。
IIJmioの公式サイトには詳細な手順が載っていますので、参考にしてみてください。

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7 まとめ

eSIMはオンラインで契約が完了。たとえばデータ通信を思ったより使うようになったから、データだけ格安SIMのプランで追加契約しよう……というときも、気軽に利用開始できるのがメリットです。SIMカードとeSIMを組み合わせて、データ通信量を手軽に増やしたり、用途ごとに2つの電話番号を1台の端末で使い分けたりすることもできますよ。

お手持ちのスマホやタブレットはeSIM対応ですか? 自分の使っている機種が対応しているかチェックして、eSIMを賢く使って便利でお得な環境をゲットしてくださいね。

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